数日ぶりじゃのう!ここ数日の冷え込みにすっかり参っているもりん爺じゃ。
こたつって良い文化じゃのう……。
それはさておき。今日は冬の沼の魅力についてお伝えするぞい。
茂林寺沼といえば、やはり初夏。カキツバタ等湿原を代表する花々が咲き誇る季節……という印象を持っておる方も多いと思うのじゃが、茂林寺沼のポテンシャルは花だけで終わらないのじゃ!
初夏になると既に葦が生え始め、園路から沼を見るのは難しいのじゃ。
しかし!今この時期ならなんと!園路から沼も湿原も一望できるのじゃ!!!!!
その理由はズバリ、葦刈なのじゃ!
茂林寺沼では冬に大規模な葦刈をしているのじゃ。
その目的はたくさんある。沼の水質を悪化させないため、春に植物の芽生えを促すため、景観を保つため。昔は周囲の人みんなが、屋根や薪の材料にするために刈っておったのじゃ。
その葦刈が今年もおこなわれているのじゃ。
うーむさっぱりしておるのう。この刈られた葦は、1月15日(日)に堀工町で開催されるどんど焼きに活用されるのじゃ。去年の記事でも紹介したがの、天まで昇る火柱の迫力はすごかったわい。気になる方はぜひ、新年の健康祈願にいってみてほしいのじゃ。
冬の茂林寺沼のアイドルといえば、この大家族。鴨たちなのじゃ!
もっと寒くなり、沼が凍り始めた早朝などは、凍った沼の上で日向ぼっこをする姿が見られるぞい。通路を慌てて横切る歩き方がかわいいんじゃ……。
秋からの置土産をみつけたぞい。
前回落ち葉の話をしたが、綺麗なイチョウの絨毯ができておった。
園路入口の右側じゃ。沼の風景と合わせて楽しんでほしいのじゃ!