先週は雪が降ったり強風だったりとこの間までのあたたかさはどこへやら。これでは2月の方が暖かったのではないかと思いつつ、あまりの寒さに一度しまったこたつをまた出してしまったもりん爺じゃ。みなも風邪をひかぬように十分気を付けるんじゃぞい!
さて、先日3月24日に分福公民館にて茂林寺沼自然学習会を開催したぞい!
たくさんの方のご参加ありがとうございますなのじゃ!!
さっそくじゃが、その様子をお見せしていくのじゃ。
まずは、青木雅夫先生によるイトハコベについての講演じゃ。
イトハコベは群馬県では絶滅危惧1A類といって、絶滅危惧種の中でも特に絶滅の危険性が高いとされておるのじゃ。講演では、イトハコベの詳しい生態について教えていただいた11月頃には茶色くなってしまうそうじゃが、実は枯れているのではなく中は生きているそうじゃ!植物の神秘じゃのう!!
ただし、群馬県指定天然記念物なので採取はもちろんだめじゃよ。
さらに大泉高等学校の学生さんたちが今までの活動成果を発表しにきてくれたのじゃ。
茂林寺沼湿原の正しい理解を広げるためにヨシストローやキクラゲづくりなど様々な活動をしてくれてありがたいのじゃ。新2・3年生たちの立派な発表には目をみはるばかりだったのう。
最後に斉藤秀生先生による茂林寺沼湿原パネル展示解説じゃ。
湿原の貴重な写真をたくさん持ってきていただいて、分かりやすく説明していただいたのじゃ。ヨシとカキツバタの切っても切れぬ関係についての解説が印象的だったのう。
その他にも大泉高校さんのパネルや渡良瀬くらぶさんがヨシでつくったヨシ灯りが展示されておった!是非見てくれい!
今回も多くの方にご協力をいただいて本当にありがとうございますなのじゃ!
今後もなにとぞよろしくお願いいたしますなのじゃ!!
学習会の後、茂林寺沼に行ってみるとノウルシがたくさん芽生えておったぞい。
まだまだ寒いが、春の訪れは近そうじゃ!