これぞ群馬の空っ風、最近は身に沁みる寒さになったように感じるのう。
元気じゃったか？腰が危機一髪じゃったもりん爺じゃ。なんとかぎっくりは免れたぞい。歳をとると色んな事に気をつけにゃならん。来月の目標は何事も慎重に、じゃの。
さて、前回の記事で予告した、茂林寺沼のヨシを使った、「第３７回堀工町どんど焼き」が無事開催されたのじゃ。風もない良いお天気じゃった！
１枚目が子どもの櫓、二枚目は大人の櫓じゃな。
前回の記事に掲載した骨組みから、ヨシや稲わらを組み上げていき、ここまで立派に仕上げているんじゃ。いやはや、燃やしてしまうのが惜しいくらいじゃのう。
さて、近くの熊野神社から火を運んできたのは子どもたちじゃ。
それぞれの竹に火をつけて……点火じゃ！
あっという間に天まで駆け上がった煙と炎に、集まった人々は無病息災の願いをかける。写真正面のこちらを見つめるだるまは、誰かが置いたのではなく、櫓から自然に転がってきたものじゃ。まさに七転び八起き。燃え盛る炎を背に佇む、願いを背負ってきた だるま が見据える先は、笑顔あふれる未来かのう。
いやその、あんまり見つめられるとワシも照れちゃうんじゃが…。
大人用の櫓にも点火じゃ！こちらは背丈も大きい分、さらに迫力があるのう。
離れていても伝わる熱気は、冬の寒さを忘れるほどじゃったわい。
最近はまた新型コロナが猛威をふるっておる。ただでさえ冬の間は体調を崩しやすいからの、みんなが健康にすごせるよう、しっかりとお願いしておいたぞ！
最後にちょっと茂林寺沼の風景をぱしゃり。
冬のあいだは沼の水面が凍ってしまうからのう。僅かに溶けた場所に、鴨たちが勢ぞろいしておったわ。
………多すぎじゃない？
衝撃に言葉が若返ってしまったわい。普段水面で泳いでおるのは、せいぜい２0匹そこらかと思っとったが…。どこに潜んでいたのかのう。
デッキ右側にもおった。凍っているところに乗っかって日向ぼっこかのう。羨ましいのう。ワシもやろうとしたらすぐに氷が割れてしもうたわ。
餅、食べ過ぎたかのう…。だいえっとをするべきか、さらにミカンを食べるか悩ましいところじゃ。
朝は寒いが、こうした景色を見ることができるのは楽しいのう。
ぜひ、さまざまな時間の茂林寺沼を楽しんでほしいのじゃ！
