もりん爺じゃ
そろそろ立冬になってしまったぞい
茂林寺沼の近況を報告するぞい
湿原の水は心なしかとても澄んでいるように感じられる今日この頃じゃ
写真の下部分も空の雲が映りこんでとてもきれいじゃったぞ
季節的には花が少なくって来るころじゃが
今はタデ科の花々が見られるぞい
これはタデ科のヤノネグサじゃ
恒例のアキノウナギツカミなども併せてピンクの小さな花々が見られるのじゃ
10月27日には茂林寺主催の清掃活動が行われたぞい
地元企業中心に75名もの人が集まって湿原内の外来種駆除などの活動をしたのじゃ
アサヒ飲料、足利銀行、年金受給者協会や大泉高校の生徒さん達と地元の人たちが協力して活動したのじゃ
セイタカアワダチを中心に茂林寺沼湿原を脅かす外来種を根こそぎにしてやったのじゃ
こんなにたくさんの成果があったのじゃ
やはりたくさんの人のパワーはすごいとおもったぞい
その後は近年急速に増えているキショウブの駆除ボランティア活動も行ったのじゃ
みんな泥だらけになりながらも懸命に根っこを掘って作業してくれたのじゃ
湿原はたくさんの人たちに支えられておるのじゃな
これがキショウブじゃ
ノハナショウブやカキツバタに似ているが非常に生命力が強く、それらの在来種の居場所を奪って黄色一色に染めてしまうのじゃ
根気強く除去しないといけないのじゃ
10月30日には大泉高校の生徒さんたちが湿原の環境と植物を学びに来てくれたぞい
先生の話をよく聞いて茂林寺沼湿原の固有の植物と貴重な環境を学んだのじゃ
新発見もありみんな非常に真剣に学んでおったぞい